採用は中途よりも新卒に力を入れるべき。新卒採用が会社を強くする。

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面接

こんにちわ。課長経験のあるSEシンゴ(@shim5o)です。

半期毎に部下の目標と自己評価に対して、面談を行います。その場では課長の評価を伝えるとともに、今後のキャリアや仕事の悩みなど話しています。

その面談で、部下とやりがいについての話をしていたときに、氣づいたことがありました。なぜ会社は新卒を採用するのか、ということの自分の解が出ました。

中途採用は即戦力になる!?

会社としてのパワーアップを狙うのであれば、中途を採用した方が即戦力になる。中途採用の利点としてはこのようなところでしょうか。

  • スキルがついているので、直ぐ業務に取りかかれる。
  • 社会人としての基礎ができている。
  • 社内に異なる価値観を入れることができる。

入社して、見事にマッチングしたら、本当にパワーアップするだろうなぁと思います。このマッチングできるかどうかがポイントなんですけどね。人事担当の方々がんばって!!

新卒採用の利点は会社の経費と職場の代謝?

いわゆる新卒採用には次のような利点がよく挙げられています。

  • 新卒は給与が安いので、経費削減が可能。
  • 他者カラーに染まっていない。
  • 一括採用なので研修も一括ででき、効率が良い。
  • 職場に新人が入ることで新しい風を入れる。

なるほど。これらのことはよく聞きますね。新卒の方が中途よりも定着率が高い傾向にもあるらしいので、それも利点なのでしょうか。

何か形式ぶってる理由で、なぜか腑に落ちません。私だけでしょうか。

新卒採用は若手社員に絶大な効果あり!

面談のときに、部下とやりがいについて話した時です。

私「 部下くんはどういうときにやりがいを感じると思う? 」

部下「 人に仕事を教えているときです。 」

どうやら、部下くんは教えているとき、相手に対して貢献しているのを実感する。自分が役に立っている!! と思えると、やりがいになりやすいようです。

教える対象も大事で、年次が下の方が良く、年上や中途だと遠慮してしまい教えにくくなるようです。

ひらめき

これか!! だから、新卒採用が必要なのか。

3年目くらいになると、だんだんと仕事ができるようになりマンネリ化し、やりがいを失いがちになってきます。そんなときに新卒を入社させて教育する環境を作ってあげる。これでやりがいが増すのだと思いました。

新卒も教えてもらえる環境ができるので、お互いにwin-winの環境になりますね。

教育をすることでやりがいが出て、自信となっていく。自信をつけていくにはこの教えるという過程が大事で、そのために新卒は必要なんだと理解しました。

なるほど。

まとめ

今まで、会社の視点と新卒の視点の2つからしか物事を見ていませんでした。実は2年目や3年目の社員にとっても、新卒採用というのは、意味のあることだと氣付きました。

ただ、若手社員は「 やりがい 」を求めるのは大事だけど、けして、会社の社畜だけにはなってほしくないですね。

新卒に力をいれるべきだと思いますが、何事もバランスですね。中途も必要です。ずっと同じ価値観の人間だけの集まりでは、新しい物も生まれないですからね。

さて、今年の新卒は何人くらい入ってくるかな。

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