エリアス・レダラッハ氏のトークイベント!! @サロショ2017

スポンサーリンク

こんにちわ。サロンデュショコラ公式よりも情報発信してますシンゴ(@shim5o)です。サロンデュショコラ(以降、サロショ) は2013年から毎年通ってます!!

サロショ2017のイベント、エリアス・レダラッハさんのトークイベントに参加してきました。

フレッシュチョコレートが売りのレダラッハ。エリアス・レダラッハさんもお若くてフレッシュでした!! 若くてもショコラにかける想いは本物です!!

フレッシュチョコレートの “フレッシュ” って何?どのようにして生まれた?また、エリアス・レダラッハさんの祖父との物語についても語ってくれました。

期待が高まる開始前。

イベントが始まる前、ステージにはテーブルが用意され、そこに見ただけでレダラッハだと分かるあのチョコレートマウンテンが!!

そして、エリアス・レダラッハさんが登場する前に試食が手元に配られました!! 4種のフレッシュチョコレート。エリアス・レダラッハさんが登場する前に食べてしまいそうなくらい美味しそうでした!!

イベントの中で、この4種類のフレッシュチョコレートは紹介しつつ試食しました!! 美味しそうなチョコレートを見ていると、いよいよイベントが始まりました。

英語だっ!!

エリアス・レダラッハさんが登場し、自己紹介を始めました。

「 Hello !! 」

ん?英語!?

レダラッハはスイスのブランド。スイスって英語だったっけ? いったんイベントをここで一時停止して、簡単ですが調べました。

スイスの公用語は主に4つあるそうです。

  • ドイツ語
  • フランス語
  • イタリア語
  • ロマンシュ語
  • その他

一番多いのはドイツ語だそうです。ドイツ語はスイス流ドイツ語で、本家のドイツとは少し異なっていて独自発展したみたいです。

ドイツ語圏の人たちはフランス語を、フランス語圏の人たちはドイツ語を、イタリア語圏の人たちは、ドイツ語とフランス語を学ぶそうです。

1人2か国語以上話せることになりますね。しかも、ここに英語の教育も追加されたとのことで、1人3か国語以上話せることになります。

エリアス・レダラッハさんも英語が話せるという訳ですね。なるほど!!

さて、イベントに戻りましょう♪

2児の父の顔。

エリアス・レダラッハさんは28歳(2017年時点)。スイス在住で、男の子(3歳)と女の子(1歳)を持つ2児の父。

レダラッハ社はエリアス・レダラッハさんのおじいさんが創立。エリアス・レダラッハさんが子供の頃、イースターでおじいさんとうさぎのチョコを一緒に作ったりしたそうです。

チョコレートは身体に良いので、どんなに食べても痩せています、と笑顔で言っていました(笑)

2017年現在は、レダラッハ社で商品開発をやっています。

その後、レダラッハ社の紹介ムービー(2:30くらい) を放映してくれました。

レダラッハ社の様子がわかりやすくまとめられていました。ムービーの長さもちょうど良かったです。見てるだけで食べたくなりました。

目の前には手を付けてない試食もいました。。。笑

レダラッハの代名詞とも言えるフレッシュチョコレート。販売方法の原点、なぜ “フレッシュ” なのか? を語ってくれました。

スイスで有名なあの販売法を参考に。

トークテーマはフレッシュチョコレート。エリアス・レダラッハさんが熱く語ってくれました!!

今でこそ有名になったレダラッハのフレッシュチョコレート。2004年10月からスイスの自社店舗でのみ発売を開始したそうです。

そのときは小袋に入れて売っていました。

買ったことある方はわかると思いますが、現在、レダラッハでフレッシュチョコレートを購入する際は、ショーケース内に重ねてあるチョコレートを見て、その中から選ぶ仕組みとなっています。

小袋での販売当時、エリアス・レダラッハさんは小袋ではない違う方法で販売したい、そう考えるようになったそうです。

そんなとき、スイスでは有名なチーズ。その売り場を参考にしてみよう。チーズのようにショーケース内のチョコレートを指定して買う形式はどうか。

チョコを買うのではなく、体験してもらうことを意識したそうです。

それが今の発売方法となっています。

だから、フレッシュ。

続いて、どうしてフレッシュなのかについて語ってくれました。

レダラッハ社ではカカオはこだわりがあり、仕入れは直接買い付けているとのことでした。

カカオ農園にはしっかりとした経営をしているところを自分たちの目で確認してそこから買い付けるようにしているそうです。

2017年時点で、カカオ産地の12のパートナー企業と協力。

さて、それでは、なぜ “フレッシュ” なのか?です。

エリアス・レダラッハさんはチョコレートをフルーツに例えて話し始めました。

エリアス・レダラッハさんの奥さんは南アフリカ出身の方で南アフリカに行くことがよくあるそうです。

南アフリカ現地で食べるフルーツと、スイスに輸入され食べるフルーツとでは全然違うことに驚き、こんなにも鮮度が影響するのかということを実感。

それなら、カカオも同じではないのか。ということで、カカオの仕入れからチョコレート製造までを、わずが2週間で行い、この速さのおかげで鮮度を保っています。

つまり、フレッシュであるということなのだそうです。カカオの味わいが全く違う。

なるほど、”フレッシュ” というネーミングの謎が解けました♪

材料費が高くてもピエモンテ産。

レダラッハ社では原料もかなりこだわっており、高品質なものを使っているそうです。

例えば、ミルクはスイス。ヘーゼルナッツはイタリア ピエモンテ産のみ。

ここで、エリアス・レダラッハさんの祖父とのエピソード。

ジャンドゥーヤチョコレートに入っているナッツもピエモンテ産を使っており、とても美味しい味わいを感じます。

そんなある日、お客様が店にやってきて、トルコ産のナッツを使って安くできるのでは?と言われたそうです。

トルコ産や他の産地のでも試したらしいのですが、やはりあの味はピエモンテ産でないと出なかったでそうです。

それ以降、こだわってピエモンテ産を使っているとのことでした。

ヘーゼルナッツやアーモンドのキャラメルコーディングもかなり薄くかけていることもこだわりの一つなんだとか。

さて、お待ちかねの試食タイムです♪

お待ちかね!! いただきます!!

話を聞くのに夢中になりつつも目の前のチョコレートが氣になっていましたが、いよいよ試食タイムになりました!!

今回、用意くださったのは4種類のフレッシュチョコレートです。左上から時計回りで紹介します!!

  • ヘーゼルナッツミルク
  • アーモンドダーク
  • フルーツアンドナッツ
  • フロランタン

ヘーゼルナッツミルク

エリアス・レダラッハさんが一番好きなチョコレートだそうです。ミルクチョコレートなので氣持ち甘めですが、薄きゃラメリゼされたヘーゼルナッツがゴロゴロで食べ応え抜群!!

ナッツの食感を楽しんでるうちにチョコレートが溶けてなくなってしまう、なめらかなミルクチョコレートでした。

アーモンドダーク

カリフォルニア産アーモンドを使用したチョコレート。とても力強くコクのあるブラックチョコレートにゴロゴロのアーモンド。チョコレートの優しい酸味も美味しい。

後味に少し残る苦みがまた美味しい。

フルーツアンドナッツ

ホワイトチョコレートが少し甘めではあるものの、アーモンド、ピスタチオ、オレンジの組み合わせが絶妙!! チョコレートはねっとり。2つのナッツの食感が楽しく、オレンジの爽やかさと酸味がホワイトチョコレートとマッチしていて美味しかったです!!

フロランタン

ミルクチョコレートにフロランタンを重ねたもの。フロランタンはスライスアーモンドを砂糖で煮詰めて固めたもの。噛んだ瞬間、さくっとした感じ。甘苦いキャラメルとミルクチョコレートのバランスが良かった!!

個人的にはフロランタンがねっとりしていて食べにくかった。。。笑

と試食をいただきながら、進行は進みます。

お寿司のチョコレート!?

レダラッハ社では商品開発をしているエリアス・レダラッハさん。商品開発は5,6人のメンバーで行っており、チームワークを大切にしているそうです。

一人ではなく、チームで商品を考える。一人で考えると奇抜になることもあるからとのこと。

料理界からとてもヒントを得ていて、海外を巡りながらヒントを探し求めているそうです!!

ちなみに、日本からもインスピレーションを得て作った商品があるようで、10年前にチョコレート寿司というものを商品化。スイスで販売もうまくいかずやめてしまったそうです。

今、ヨーロッパでは抹茶が人氣ということで、抹茶味のトリュフの開発を検討してるとのことなので、食べられる日も近いかもしれません。

スイスチョコレートが良い理由。

エリアス・レダラッハさんはスイスが一番美味しいチョコを作ってる!! という自負があるそうです。その優位性があると思う点は3つ。

原料の良さ

スイスで作られる牛乳、クリーム、バターはとにかく高品質。さらに、砂糖もスイス産のものがあるそうですが、やはり高品質。

スイス人の氣質

スイス人は日本人と同じく几帳面で真面目。スイスというと時計も有名ですが、まさに正確さがポイントとなるもの。

自然が多い環境も、良い影響があるのではないかとエリアス・レダラッハさん。

ミルクチョコレートが特徴

チョコレート製造過程のコンチング。このコンチングの記述を発明したのはスイス人のリンツさん。このことからもスイスがチョコレートの歴史や知識にとても深い。

このように、スイスのチョコレートへの情熱を語ってくれたエリアス・レダラッハさん。そして、最後にエリアス・レダラッハさんのおじいさんとのチョコレート作りのエピソードを語ってくれました。

エリアス・レダラッハさんのチョコレートへの取り組みは、おじいさんから学んだ精神そのものでした!!

トークイベント後もお楽しみが!!

質問コーナーも終わり、トークイベントも無事に終わりました。その後、会場の出口にてエリアス・レダラッハさんが一人一人と挨拶をしてくれました。

このような対応もサロショファン、ショコラファンにとってはとても嬉しかったです!! 挨拶しつつ、なんとフレッシュチョコレートのおみやげまでいただいちゃいました。

最高っ!!

テンションが上がりすぎて、エリアス・レダラッハさんとツーショット写真も撮ってもらちゃいました♪

氣になるお土産の中身は!?

あの紙袋には何が入っていたのか!! 家に帰るまでお楽しみにしてました。

そして、家に帰って早速、紙袋を確認。そこには、レダラッハのフレッシュチョコレートの袋が!! その中は・・・。

うわ!! 太っ腹!!

なんと4種類のチョコレートが!! これはやばい。それはもうナッツを味わいつつ美味しくいただきました♪

ちなみに、入っていたのはこちらの4種類でした。

  • ヘーゼルナッツ ダーク
  • ブラックベリー
  • アーモンドミルク
  • ラズベリー&ブラックベリー

速攻でペロリでした。というか、氣づいたらなくなっていたという表現の方が正しいかもしれません(笑)

まとめ

エリアス・レダラッハさんのトークショーの全貌でした!!

ナッツゴロゴロで美味しいフレッシュチョコレートについてのお話をメインに、エリアス・レダラッハさんの個人的なエピソードなども聞けて、レダラッハのことがかなり詳しくなりました!!

とても楽しい時間でした♪

今回、日本に来たことで、日本の食事をまたヒントに新しい商品を開発するんでしょうかね。ますます、これからのレダラッハ、目が離せません!!

★他のイベントはここでチェック!!

サロンデュショコラ2017@東京国際フォーラム(有楽町) 総まとめ!!
こんにちわ。サロショ2018公認ブロガーのシンゴ(@sdcblogershingo)です。サロンデュショコラ(以降、サロショ) は2...

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加