なぜ1か月は30日?1年は365日? 暦の謎に迫ります!

スポンサーリンク

IMG_0055

こんにちわ。なぜを追求しその本質を知ることにのめり込むシンゴ(@shim5o)です。

うるう年について調べていたら、なぜ1か月は30日?なぜ1年は365日?と好奇心が身体の中で大暴れしていたので、調べました!!

スッキリ!! うるう年って何?どうして2月なのか?
こんにちわ。なぜを追求しその本質を知ることにのめり込むシンゴ(@shim5o)です。 うるう年とは、2月に29日がある...

これまたワクワクしちゃう調べものです!! 一緒に暦の謎に迫りましょう!!

正しい1か月は30日もない!?

1か月は漢字が物語っているように、「 月 」が関係しています。

1か月。月1つ分です。

つまり、満月から満月までを表しています。その期間は約30回の夜分になります。それを1か月と定義しました。

厳密には、29.5回なんですけどね。

なので、実際は1か月30日ないんです!!

月で計算したのは、もともと太陰暦を採用していたからです。太陰暦とは月の満ち欠けを暦として採用することです。

これで、30日の固まりが「 月 」と表現する意味が分かりました。

1年は米ができるサイクルだった!

続いて、なぜ1年が365日なのかというなぞに迫りましょう。まずは日です。

1日は太陽が昇ってから、次また太陽が昇ってくる時間を定義しました。なので、「 日 」と表現するんですね。

ちなみに、太陽をもとに暦を定義するんを太陽暦と言います。

月(Month) は太陰暦がもとで、日(day) は太陽暦がもとです。うまいこと考えましたもんです。

太陽が今の位置から次まったく同じ位置に見えるまで約365日を要しました。これが1年となります。

太陽の位置やそのときの季節によって、農作物などに影響が大きいので、暦というサイクルを作ることで、自分たちの生命の源である農作物を育てやすいようにしたわけです。

ちなみに、「 年 」という漢字は稲が実ることを表している漢字です。

1年をかけて、稲を育てて米を収穫するので、その期間を「 年 」と表現したわけですね。

昔の人たちは本当に頭が良い!!

そして、1年は12か月となった。

1年は365日。1か月は30日。ということがわかりました。それでは算数ですね(笑)

365 ÷ 30 = 12 あまり 5

となります。これによって、1年は12か月と5日間の祭日として扱われました。

その後、暦の扱いがいろいろと議論され、12か月を大小の月として、31と30の交互で定義しようとなりました。

1月,3月,5月,7月,9月,11月が31日周期。

2月,4月,6月,8月,10月,12月が30日周期。

これだと、残念ながら1年が366日となります。そこで、2月から1日引いて、2月のみ29日となりました。

なぜ2月なのかはこちらをご覧ください。

スッキリ!! うるう年って何?どうして2月なのか?
こんにちわ。なぜを追求しその本質を知ることにのめり込むシンゴ(@shim5o)です。 うるう年とは、2月に29日がある...

いよいよ、現代の暦へ!

まだ、現代の暦とは少し異なります。あと少しです!!

古代ローマの時代、2人の皇帝が7月と8月に自分たちの名前に由来した月名で設定してしまいます。

10月は英語でOctorberです。Octって8という意味ですね。

もともとは8月を意味していたのですが、皇帝二人分の名前を間にいれたので、2つずれてしまったのです(笑)

なんてこった。

そして、7月は31日なのに、なぜ8月が30日なのさー、と2人の皇帝の差を無くす為に、8月が31日になります。

なんてこった。

こうなりました。

1月,3月,5月,7月,8月,10月,12月が31日周期。

2月,4月,6月,9月,11月が30日周期。

せっかく、2月で調整して365日にしたのに、皇帝のせいで366日になってしまいました。

じゃあ、調整しましょ。

ということで、2月がさらに減り、28日となりました。

これが現代の暦となります。

なるほど!!

まとめ

1か月=30日。1年=365日。各月の日数のなぞ。全て調べて好奇心は大満足でした。

こういうのって起源を調べると楽しいですね。

暦は生きていく上で大切なものとなり、それを考えだした先人の方々には本当に脱帽です。すごいの一言です。

年という字が「 稲 」に関わっていることを初めて知りました!!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加