東京マラソン2018完走!! 当日の状況と感想をまとめました!!

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こんにちわ。シンゴ(@shim5o)です。

2018年2月25日(日)に、東京マラソン2018 (公式ページはこちら)が開催されました。今回の倍率は約12倍。12人に1人が抽選に当選したことになります。

見事、抽選に当選したわたしは今回、初の東京マラソンに参加です。そして、さらに初のフルマラソン!! 初フルマラソンは東京マラソンと決めていたので、今回このような形になりました。

そして、初フルマラソンでサブ4 (さぶふぉー:4時間を切ること)を目標にしました!! かなり無謀な挑戦なのは自分でも分かっていましたが、だからこそチャレンジのしがいがあると思いました。

今回の東京マラソンについて、感想や振り返りを綴っていきますね。

練習できない日々

わたしはサロン・デュ・ショコラというパリ発のチョコレートの祭典のオフィシャルパートナーなので、12月から2月にかけて、チョコまみれの状態。

なので、トレーニングをする時間がまったくとれない状況でした。

ランニング時はRunkeeperというアプリを使ってるのですが、記録を振り返ると、こんな感じでした。

2017年12月は4回。トータル36km。

2018年1月は1回。トータル11km。

たったのこれだけ。2月はノーラン。これで本番を迎えました。コーチとかいたら本当に怒られるレベル。。。それで初マラソンっていうんだから、自分でもなかなかチャレンジャーだなぁと思いますw

こんなに練習不足でも、根拠のない自信はどういうわけかありました(笑)

そして、いよいよ当日を迎えることになります。

スタート前にトイレに行くべし!!

そして、2月25日(日)本番当日です。

わたしは応募時、フルマラソンの記録がなかったので、「なし」で登録をしたのですが、その結果、スタート地点からかなり後方で待機することに。結局、スタート地点を通過したのは、先頭がスタートしてから、30分後くらいです。

スタートにそれだけ時間がかかるのは予測していましたし、参加者数は約3万6千人なので、マラソン中にトイレに行くとなると、かなり時間がロスされるのが予測されます。なので、できればレース中は一度もトイレに行かずにゴールまで行きたいと思い、スタートになる前に2回もお手洗いを済ませておきました。

そして、いよいよスタートの時を迎えました。

あれ?どうして?

そして、いよいよです。9:10にスタートのピストルが鳴ります!! のろのろ走りや早歩きしながら進み、スタートラインを通過するのに30分かかりました。

そしたらです!!

いきなりトイレに行きたくなりました。

あれ。。。2回も行っておいたのに。

コースに併設されたお手洗いにはもう長蛇の列。このまま我慢して先に行くか、それとも序盤で済ませておくか悩みました。悩んだ結果、序盤で行く決めました。ちなみに、後からこの選択は正しかったとわかりました。

行列を並びきり、お手洗いを済ませた時には、ここだけで15分も使ってしまいました。もう周りにはほとんどランナーがおらず、新宿のど真ん中を一人で快走するという状況。

沿道には応援してくれているたくさんの人々。その中を一人で颯爽と走っていくのですから、それはもう楽しいような。恥ずかしいような。

そんなこんなでレースが始まりました。

細かい目標で刻むとけっこうイケる!!

いきなりのトイレで時間をロスしてしまったので、同じ時間帯にスタートした集団と合流したい。それを始めの10kmの目標にしました。

初マラソンの最初の目標が急遽できました。走る前はあまり細かい目標は考えていませんでした。しかし、お手洗いにいったことで、急遽、細かい目標を設定するようにしました。これが意外と功を奏しました!!

少し早めのペースで走りました。結果、10km過ぎにはもう合流ができました。

続いて、21kmへの目標を立てました。21kmはハーフマラソンと同じ位の距離で、完走経験があったので、2時間を目標にしました。多少ペースが乱れてでも達成する氣で走りました。

そして、21km付近、無事に達成。

いよいよです。わたしの知らない世界。21km以上の距離。

事前に調べたり、経験者に聞いたりすると30kmからが肝だと情報を得ていたので、30kmまではマイペースで氣持ちゆっくり淡々と走ることを目標にしました。30km過ぎへの体力温存のためです。

こうして、細かい目標を設定し、達成しようと努力を重ねて行くことで、結果、距離が伸びていき、最終的なゴールに行けることを実体験から改めて学びました。

右ももの故障。。。

30kmまでの目標を決めたそのときでした。

足が震え始めたのです。

そして、そのまま右ももが攣ってしまいました。ももが攣る経験は初めてなので、びっくりしてしまいました。痛い。痛すぎて走れない。

でも、足を止めませんでした。

こんな状態でもサブ4を諦めていなかったので、痛くても無理矢理歩き続けました。本当は歩くのも辛かったです。

給水ポイントで水とスポーツドリンクを飲みながらゆっくり歩いていると、どういうわけかももの痛みが和らいできました。

よし!! これならやれる。

わたしはまた走り出しました。

しかし、時間はかなりのロスが発生しており、サブ4どころか、5時間さえ切れるかどうか、そんな時間帯になってしまっていました。

どんなことがあっても諦めない

ここで諦めます?

いや、諦めない。ゴールテープを切るまでは。足が時々、痙攣を起こしつつも、かばいながら走り続けました。

自分の身体の可能性を感じずには居られない、そんな東京マラソンになってきました。30kmを超えてから、わたしの身体は奇跡の復活を果たしたのです。少しペースを上げ、今までの遅れを取り戻す。

もしかしたら、これは本当に、行けるかもしれない。

この時点でもまだサブ4を諦めていませんでした。もう無我夢中で走り続けていました。沿道の応援も耳に入らないくらい目の前に集中していました。

ちなみに、このときの目標はサブ4で走っているランナーに追いつくことでした。

ラスト1キロで大量の汗

40kmを過ぎて、残り2.145km。何氣に、この約2kmがフルマラソンの中で一番辛かったかもしれません。

そして、ゴールまでラスト1キロまで来ました。額を流れる汗の量が急に増えました。

ん?なんだ??

体温は変化していませんし、身体は熱くないのになぜ?

ふと氣付くと、目に溢れるものがあったのです。

涙の理由。

わたしは小学校から体格が良くて、野球のコーチからは将来は相撲取りだなと馬鹿にされたほど。ランニングを始めるまでは、結構な重さがありました。

そして、わたしの足は土踏まずがない扁平足(へんぺいそく)という足で、走るのは向いてないと幼い頃からずっと言われ続けてきました。

そんな環境だったので、自分自身で走れない子というレッテルを貼付けてしまっていました。

そんなわたしが42.195kmのフルマラソンを走り切れるんだと思った瞬間、感情よりも身体が反応してしまったようです。涙は汗と混じりしょっぱかったです(笑)

いよいよゴール!!

そんな氣持ちが高ぶる中、いよいよゴールです。

タイムはとっくに4時間を過ぎてしまいましたが、両手を挙げて万歳してついにゴール!! 無事に完走することができました。

サブ4という目標を持っていましたが、ゴールした瞬間はもう完走できた喜びに自分で自分に感動してしまっていました。

やればなんとかなる。

やればできる。

やればなんとかなる。

東京マラソンを通じて、また一つ、自分の自信となりました。

ただ、サブ4という目標は実現できなかったので、次回のフルマラソンの目標はサブ4以外にあり得ないですね!!

ちなみに、ゴール後は水分、バナナ、大きなタオルなどもらえます!!

まとめ

いかがでしたか?当日の様子を実感してもらえたでしょうか? 東京マラソンを通じて、たくさんのことを学ばさせてもらいました。少しでもあなたの参考になれれば嬉しいです。

2019年から東京マラソンは3月の第一日曜に開催とのことです。

最後に、わたしのタイムです。

4時間35分01秒。

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