本当に変わりたいあなたへ。田崎真珠の復活劇からその本質を学ぼう!!

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真珠世界にひとつ

こんにちわ。ココロソムリエのシンゴ(@shim5o)です。若手SEを中心に人生や生き方について勉強会を主催しています!!

先日、日経ビジネスで面白い記事がありました。田崎真珠が復活!! という記事です。企業の再生の話なのですが、自分再生にもつながると感じました。本当に変わりたいなら、行動していきましょう!!

ブランドイメージは大事

真珠といえば「 田崎真珠 」

真珠というと、田崎真珠というくらい有名で、ブランドがしっかり確立してますね。私の場合、田崎さんというとワインなのですがw あ、余談ですがワインのソムリエ資格持ってるので。

ブランドイメージを確立してるのはマーケットの観点からも大事なことです。真珠を買おうと思ったら、とりあえず田崎真珠に行こう! となりますよね? その裏にはブランドの力による安心感があるからなんですね。ブランドの威力がわかる例があります。

日本一の山と言ったら、何の山でしょう?

富士山と答える人が多いのではないでしょうか。

富士山

日本一「 高い 」山を聞いたわけではないのに(笑) ちなみに、宮城県仙台市にある「 日和山 」が日本一低い山で3mしかないようです。山なのかなw

このように「 日本一の山 」というのは、富士山のブランドになっているわけです。

ここから学べるのは、自分自身のブランド(価値を表すこと)です。自分はこれだ!! というブランドがあると、自分に自信がついてきます。

あなたの価値を表す言葉は何ですか?

誰かに言うものではないので、恥ずかしがらずに考えましょう。直感で出てきたもので大丈夫です!! 一言でも文章でもなんでもOKです。正解はないですから。

思い浮かんだら、今からその言葉を意識して行動していきましょう。

例えば、「 優しい 」という言葉が思いついたのであれば、今、この瞬間から、優しいを意識して、誰と接するときも優しくします。だんだんと変化が現れてきます。

田崎真珠から「 TASAKI 」へ

TASAKIの復活ぶりは、店頭をのぞけばすぐに分かる。東京・銀座4丁目交差点近くの旗艦店には、年配客だけでなく20代から30代の若い女性が訪れ、1つ20万円以上する指輪を喜んで買い求めていく。普段はほとんど使わないけれど、冠婚葬祭用に1人1つは持っておく。そんな真珠の後ろ向きで古臭いイメージはそこにはない

引用:日経ビジネス「復活TASAKI、さらばダサい真珠」

現在のTASAKIは見事に復活を遂げたようです。2014年10月期には14億円という営業利益を出したそうです。すごい!! 改革内容については後述しますが、社名を「 TASAKI 」に変えたことで、イメージが大きく変わりました。

TASAKI

冠婚葬祭の真珠のイメージが払拭され、新しいブランドである印象を持ちました。でも、「 最高の品質と最高のおもてなし 」という本質( TASAKIの経営理念 )は見失っていません。日本にはたくさんの老舗大企業があります。それは本質を自分自身がしっかり理解できていて、環境の変化に対応している裏付けでもありますね。

本質はそのままにイメージを変えていく。簡単なようで難しいことです。でも、イメージは成長すると変化する。つまり、イメージは変わって当たり前だと思うんですいつまでも同じイメージにしがみついている方が危険

本質とは企業だと経営理念です。個人だと存在価値とでも言いましょうか。生きる意味ですかね。

あなたの生きる意味は何ですか?

とはいっても、これがわからなくて困ってる人も多いと思います。

考えて今、頭に浮かんだことで良いんです。今はそれがあなたの生きている意味ですその浮かんだことを信じて行動しましょう行動していてもし違和感を感じたら修正していけば良いのです。やっては修正を繰り返していくうちに、本当の生きる意味がわかりますから。

若くして活躍している人は、生きる意味に出会うのが早かった人です。個人差はあります。焦らずゆっくりとやっていきましょう。

田崎真珠の再生法で、自分再生!

見方を変えると氣付かなかったものが見える

もともと、田崎真珠はたくさんの真珠養殖場を持っていたようです。(写真はイメージです。)
養殖場

真珠は品質で分類して卸売。ちょっと質が悪くてもその需要もあるので事業としては成功していた。しかし、淡水パールが低価格で出てきたことで、価格下落の影響を受けて業績は転落。赤字まで追い込まれたそうです。

ここからが田崎真珠のすごいところです。

今まで大切にしてた真珠の大量生産卸売の戦略を変え、新しい血を入れる道を選びました。伝統ある大企業がこのようなことをするのはとても勇氣がいったと思います。やったことの代表例はこのようなことでした。

  • 消費者の田崎真珠のイメージ調査
  • 7箇所の養殖場を閉鎖売却
  • 新社長の就任
  • 宝飾品のデザイン刷新
  • 結果が出るまで耐える

もともと、消費者からは品質の良さは認めれていたようですが、デザインがダメだという指摘がたくさんあったようです。もともと品質の良さを大事にしてたからこそ、このような改革がいろいろやれたんでしょうね。

デザインの変更もすごいことになってました。ちょっと見たのですが、真珠が真っ二つになっているものも!! 今まで、真珠って球体のイメージが強かったです。これには感動しました!! なぜなら、切った面に真珠のコーティングされた層が見えて、その層がとても綺麗なんです割らなきゃ氣付かないことですね

自分を信じる

TASAKIの忍耐力にも脱帽です。結果が出るまで耐えたんですから。

コレクションを発売してから、2年ほどは売り上げも大きくは伸びなかった。しかし、これも田島社長には織り込み済み。過去の経験から、ブランドのイメージはすぐに変わるものではないと知っていたからだ。社長を引き受けた当初から、消費者に浸透し、売り上げが伸びるには最低でも5~6年は必要だとみていた。

引用:日経ビジネス「復活TASAKI、さらばダサい真珠」

人間ってすぐに結果を求めますから、継続しながら耐えることって本当に大事だと思いました。社長は想定の範囲内だったようですが、出資側はヒヤヒヤだったそうです。でも、それを耐えることができたのは、会社や社長、そして自分を信じていたから

これを読んでいるあなたも自分を信じることができれば、何にでもチャレンジして耐えられるような感じがしませんか?

あなたはあなたを信頼できますか?

自分を信じると書いて「 自信 」です。あなたがあなたを信頼しないと、誰もあなたを信頼しませんよ。もっと自分を信じてあげましょう。できたことも失敗したことも全てそれでOK!! と自分を寛大に受け入れてあげてくださいね

当たり前が難しい

TASAKIのこれまでの復活劇は教科書通りに実践したとも言える。最近の取締役会では、こんな言葉が交わされているという。

「何でこんな当たり前のことを自分たちでできなかったのだろうか。」

TASAKIは「 良いものを作れば売れる 」という日本企業の多くが陥りがちな盲信や、過去の成功体験から抜け出せなかった。外部の力を活用したショック療法があったからこそ、復活を遂げることができた。自力では変わりたくても変われない、日本企業に対する一つのケーススタディーであることは間違いない。

引用:日経ビジネス「復活TASAKI、さらばダサい真珠」

これ、とてもよくわかります。過去の積み重ねや成功事例にしがみついて、身動きがとれなくなることありますね。「 自分を変えたい!! 」と思った時にも当てはまりそうですよね。自分を変えたいが変わるのが怖い。どうしたら良いのかわからない。自分の殻にしがみついちゃっています。

そんなときは人と話して刺激を受けるというのが効果的です。できれば異なる考えの持ち主と話すのが良いですね。

あなたは誰と話しますか?

いろんな人と話して、自分の考えに新しい考え方を入れていきましょう!! 話すのが不得意な人は本を読んだり、ブログを読んだりして様々な考え方に触れるようにしてくださいね。

まとめ

TASAKIの復活劇の話は決して、会社経営者だけが勉強になるものではありません。一個人としてもどう生きていくかの勉強にもなるのです。企業も生き物ですから通ずるものはありますね。

ちなみに私が小さいとき、真珠の養殖場見学に行ったことがあります。そのときに養殖場のおばちゃんから聞いた話です。

「 真珠は貝が作るから、全く同じ真珠はできない。この1粒はこの世に一つしかないんだ。」

希望の光

これをきっかけに、あなたも自分の中にある真珠を磨いていきましょう!! 

それはこの世に一つしかない、美しい真珠ですから。

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