アイス大好き!! しんごです。2016年3月29日に20年以上同じ味を保ち続けた、ハーゲンダッツのマカダミアナッツがリニューアルしました。
こちらの記事で、味などの比較を行ったところ、新の方がナッツが少なく感じました。
衝撃の結末。ハーゲンダッツ新旧「マカデミアナッツ」比較の詳細結果!!
でも、味や感触だけで、ナッツが少なくなったのでは?と言ってしまうのはハーゲンダッツさんに申し訳ない!!
それじゃあ、
ナッツを取り出してみよう!!
そうです。アイスを溶かしてナッツを全て取り出します。ハーゲンダッツという高級アイスを贅沢にも溶かしちゃいます!! そして、ナッツを取り出して実際の量の違いを検証します!!
これぞ、大人の実験。
と、その前に。。。
Newマカダミアナッツとは?
2016年3月29日に発売されたNewマカダミアナッツはこのような商品です。
ごろっとした食べ応えのある大きめサイズのマカデミアナッツに加えて、ザクザクの食感を楽しめる小さめのクラッシュサイズのマカデミアナッツをブレンドすることで、マカデミアナッツの食感を際立たせました。どこを食べてもマカデミアナッツのカリカリとした食感が楽しめます。
引用『 ハーゲンダッツHP 』
うーん。旧の方がマカダミアナッツが多く感じましたよ? 食感は確かにザクザク感はありましたが、、、
それではさっそく実験開始です!!
ナッツを取り出そう!!
アイスを溶かします。
まずは、ナッツを取り出すために、アイスを溶かします。冷凍庫から出して1時間くらい放置したのがこちらです。
表面が滑らかになって溶けているのがわかります。アイスとして食べるものを溶かすとは、少し悲しい氣持ちもありつつ、でもワクワクの好奇心を止められず。実験の醍醐味です(笑)
ナッツとアイスクリームに分けてみよう。
程よくアイスが溶けたら、カップ内にあるナッツやアイスクリームを全てそのまんま、ざるに入れます!!
ぼとっ!!
この上から、スプーンやへらなどで混ぜながらやると結構、早く分けることができました。下のボールにアイスクリームが溶けて移動し、ざるにはナッツが残ります。
こんな感じになります。
これで、ナッツの取り出しまで完了しました!!
ナッツの登場!!
取り出したナッツはこんな感じです。こちらが新パッケージ。
そして、こちらが旧パッケージ。
見た目だけでも、旧パッケージの方が多いようにも見えます。ちなみにカップに入ってるのは両方とも溶けてしまった液体状のアイスです。
ナッツはどのくらい入っているのか!?
いよいよ本題です。さっそくナッツを数えていきましょう。1粒1粒ピンセットで拾い上げ数えます。地道な作業ですが、ハーゲン愛があるからこそできることです!!笑
10分後・・・
数え終えました。氣になる結果はこのようになりました!!
氣になる結果はこちら!!!!!!
右が新、左が旧。ぱっと見ると数はあまり変わらないように感じますが、粒の大きさはかなり違いがあります。新はちっこいのがいっぱいありますが、旧はゴロゴロ大きいのがいっぱいあります。粒の大きさごとに数を数えてみました。
大 | 中 | 小 | 極小 | |
旧 | 17粒 | 13粒 | 28粒 | 8粒 |
新 | 5粒 | 10粒 | 35粒 | 20粒 |
なるほど。
新の方は小と極小が50粒以上あります。これがザクザク食感の小さめのクラッシュサイズというやつですね。
ごろっとした食べ応えのある大きめサイズのマカデミアナッツに加えて、ザクザクの食感を楽しめる小さめのクラッシュサイズのマカデミアナッツをブレンドすることで、マカデミアナッツの食感を際立たせました。どこを食べてもマカデミアナッツのカリカリとした食感が楽しめます。
引用『 ハーゲンダッツHP 』
でも、その分、旧よりも大きいサイズのナッツが減っています。。。
なんてこった!!
ハーゲンダッツHPには、「 ごろっとした食べ応えのある大きめサイズのマカデミアナッツに加えて 」と書いてあるのに!!!!!!
減ってる。。。
あのゴロゴロ感が売りのマカダミアナッツが、、、悲しい現実を引きつけられました。
ナッツの体重測定。
動揺を隠しきれないまま、引き続き、ナッツの体重測定を行いました。粒の大きさは変わっても、ナッツの体重が変わっていなければせめてもの救いになる。
そう思い、ナッツの体重を測ってみました。
まずは、旧の方から。
140g。
動揺のあまり、皿の重量を天引きし忘れていました。。。皿の重量は129gなので、実際のナッツの体重は11gということになります。
続いて、新の方を測定してみましょう!!
137g。
敗退。完全に負けました。。。
皿の重量を差し引く氣にすらならず。でも、一応、ナッツだけだと8gです。
旧と新の差は3gで旧の方が重い!!
マカダミアナッツの中サイズの平均グラム数が約2gなので、新の方が1.5粒分減ったことになります。
新のマカダミアナッツを食べて、ゴロゴロで美味しいです!! って思っちゃったらダメです!! 現実を良く見て下さい!! 泣
さらに意外な真実が待っていた。
マカダミアナッツ中サイズ1.5粒分減ったんですから、カロリーは減って当然ですよね。確認してみましょう。
カロリー | |
旧 | 302kcal |
新 | 297kcal |
新の方が5kcal減りましたね。そりゃそうだ。だって、マカダミアナッツ中サイズ1.5粒分減ったんだもん。
ん!?
いや、おかしいです。
マカダミアナッツ中サイズ1粒分のカロリーって、調べると約14kcal。1.5粒分だと21kcal減になってないとおかしい!!
原材料のところをよく見ると、旧と新で違いが。旧の方はマカデミアナッツ、だけど、新の方はフライマカデミアナッツと書かれています。
揚げちゃったからだ。
クリームや砂糖の量を調整しているかもしれないので、一概にこれが理由とは言えないのですが、これもカロリが5kcalの差しかないことの要因な感じがします。
ごろっとした食べ応えのある大きめサイズのマカデミアナッツに加えて、ザクザクの食感を楽しめる小さめのクラッシュサイズのマカデミアナッツをブレンドすることで、マカデミアナッツの食感を際立たせました。どこを食べてもマカデミアナッツのカリカリとした食感が楽しめます。
引用『 ハーゲンダッツHP 』
揚げたからでしょ?
旧の方がマカダミアナッツとアイスとか絶妙にマッチしてて自然な食感でしたが、新の方がマカダミアナッツがアイスと決別してて主張が強いのはこういうことだったんですね。
マカダミアナッツの主張はさらに強く。
こうなったらとことん調べてやるー!! 視点を変えて、アイスも比較しました。
左が旧。右が新。
色が違う。。。旧の方がクリーム色していますが、新の方が白い。溶かす事でより明確にわかります。
それでは、一口ずつ舐めてみます。
まずは旧から。
すごくねっとりしていて、濃厚なクリーム感。マカダミアナッツに引けをとらない濃厚さ。これはマカダミアナッツをしっかりと支えてるアイスだなぁという感じでした。
ただ、溶けたアイスはすごく甘い。
アイスに入ってる砂糖量が恐ろしくなりました。。。
続いて、新を一口。
さらっさら。濃厚感はなく、さっぱりしてました。甘いミルクスープというようなイメージです。これでマカダミアナッツを支えるのはちょっと無理あるのでは?という感じ。でも新はマカダミアナッツをアピールしたいのがコンセプト?なので、このくらいがちょうど良いのかもしれませんね。感覚的には、こちらの方がカロリーは少ないようにも感じるのに、トータルで5kcalしか旧よりも少なくない。。。うーん。
ただ、溶けたアイスはやはり甘い!!
まとめ
ハーゲンダッツマカダミアのリアルな新旧の比較をしました。旧バージョンの方がナッツ量が多く、新バージョンは少ないという結果となりました。リニューアルして、さらに美味しくなった感をアピールしていますが、経費削減と捉えられても仕方ない感じも。
旧の方が断然美味しいとわたしは思います。
ハーゲンさん、
旧のマカダミアナッツ復活をお願いしますっ!!
実験の最後はしっかりと再冷凍して固まらせていただきました。
ごちそうさまでした!!
実際、食べてみてくださいね!!
注意:今回の実験は一例であり、もしかしたら個体差があるかもしれません。
★ハーゲンダッツの新旧マカダミアナッツを味で比較してみた!!
衝撃の結末。ハーゲンダッツ新旧「マカデミアナッツ」比較の詳細結果!!
☆ハーゲンダッツ「ラムレーズン」のレーズンを取り出して数えた!!
ハーゲンダッツ「ラムレーズン」のレーズンの数は何個か調べた!!
☆ハーゲンダッツ「ピスタチオ ベリー」の正しい食べ方とは?