こんにちは。しんごです。
神社にお参りに行った時のことです。見知らぬ文字が書いてある屋台がありました。そこには「 大阪名物 ハシマキ 」と書いてありました。大阪名物!? それなら大阪に行った時に手を出してるはずなんだけど、知りませんでした。はしまきって何なんでしょう。
はしまきって何?
はしに薄いお好み焼きをぐるぐる
作ってるところ、じっと観察してきました。こんな感じに作ってました。
- 小麦粉の生地をクレープのように鉄板に広げる。
- 天かすと紅しょうがをまぶします。(キャベツ入れて欲しい)
- さらに上から生地を少しかける。
- ひっくり返し反対側を焼く。
- 割られていない割り箸に生地を挟み、くるくると巻く。
- ソース、マヨネーズをかける。
- トッピングによりますが、目玉焼きをのせる。
ざっくりこんな感じでした。うーん。ちょっと美味しそう。でも、まき終わりのところ、ぺろーんってならないのかな。。。余計な心配ですかね。
お好み焼きというよりは、ソース味のクレープって感じでした。
動画で作り方を見てみましょう
youtubeでアップしてくれている映像がありました!! わかりやすいです。はしで生地を挟むあたり、職人技が見られます!!
なるほど、相当な慣れが必要そうです。。。
どこが発祥なのか?
関西方面らしいです。明確にどこかということはわからないみたいです。ただ、関東の人はほとんど、この食べ物のこと知らないのではないでしょうか。
私の妻は中国地方出身なので、はしまきのことを当たり前のように知っていました。
実は、私には発祥地よりも氣になっていたことがありました!!
はしまきの原価はどのくらい?
あの材料と作り方を見たら、これはかなり原価は安いぞ!! と思いませんか? ということで、はしまき1枚あたりの原価をざっくりで計算してみましょう。
材料 | 量 | 値段 |
小麦粉 | 40g | 10円 |
水 | 90g | 7円 |
天かす | 10g | 8円 |
紅しょうが | 10g | 4円 |
ソース | 15g | 7円 |
マヨネーズ | 10g | 5円 |
割り箸 | 1本 | 1円 |
材料だけを合計するとたったの42円!!
実際は業務用のを購入してるかもしれないので、実際はもっと安いかもしれないですね。食品価格はこちらを参考にしました。
次に諸経費を想定で計算しましょう。はしまきが1日に500本売れると想定します。
はしまき1本あたり想定光熱費を約3円。
1日8時間労働で時給1,000円( 日給8,000円 )だとしたら想定人件費は8,000円÷500本=16円/本。
場所代や掃除代などその他経費が想定で約2万円。つまり、2万円÷500本=40円/本。
これらをトータルすると、
材料費42円+光熱費3円+人件費16円+その他40円 =101円
誤差は多少あるかもしれませんが、はしまき1つにかかるお金は約100円だと計算できました。卵のトッピングやっちゃうと少し高くなりますね(笑) 私が訪れた屋台の販売価格は300円なので、その差、約200円。
1日500本売れる想定なので、1日100,000円の利益。これはかなり儲けが良い商売ですね。ただ、500本売れればの話です。実際の売り上げ次第では利益が出ないこともあり得ますね。
大きいお祭りの際、たこ焼き屋はたこの原価が多少高いものの、1日に500個は余裕で売れるらしいので、利益はもっといきそうですね。お祭りの屋台でたこ焼き屋が多いのはこのせいですかね。
まとめ
はしまきとはなんぞやから、想定原価計算までしました。当日はお祭りですから、屋台で買い食いしつつ氣分を味わってもいいですね。原価計算はあとからゆっくりやりましょう(笑)
ところで、結局、はしまきって大阪名物なんですか?