こんにちは。しんごです。
12月といえば師走。お歳暮の季節でもありますね。日本には、1年間お世話になりましたの気持ちを込めて、お歳暮を贈る習慣があります。
こういう相手を想い合う、日本の心を大切にしていきたいですね。
ただ、このお歳暮について、ちょっと疑問を感じた出来事がありました。
お歳暮でモヤモヤ。
考えるきっかけになったのは、私の実家から妻の実家へお歳暮を贈ったことでした。私の実家はお歳暮を贈る習慣があり、妻の実家にはそのような習慣はありませんでした。
結婚してから毎年のようにお歳暮を贈る両親。
妻のご両親はこのようなやりとりはやめたいと考えていました。けど、お歳暮の意味もわかってるし、せっかくのご厚意なので、、、とモヤモヤな感じになっていました。
価値観のズレは贈り物の意味をなくす。
私の両親はお歳暮に感謝の気持ちを込めて贈っているとは思うのですが、相手には伝っていなかったのです。むしろ、迷惑な状態に。。。
どうしてこのようなことが起こるのだろうか、考えさせられました。
私の両親は「お歳暮を贈るのは相手にとって良いこと」。
妻のご両親は「お歳暮のような形式的なものはいらない」。
うぁー、どっちもわかるー!から、悩むー(笑
完全に、価値観のズレです。一方はあるべき、もう一方はなくても良いという価値観。どちらかの価値観に寄せた瞬間に、もう一方はモヤモヤになります。
それが感じた違和感の大元でした。
良いお歳暮とは?
これってお歳暮に限らず言えることですよね。人間関係において言えることですよね。
昔の日本はお歳暮の認識がほぼ統一されていたのでズレが少なかったと思うのですが、最近は価値観も様々なので、ズレて当たり前という時代です。
これに対応するにはお互いの価値観を理解して、折衷案を出すしかないんですよね。
まずは、妻のご両親から私の両親にお歳暮のやりとりをやめる提案をしてもらうことにしました。お互いの価値観を理解した先に折衷案が出ると思うので、まずは伝えることかなと考えました。結果は後日聞きたいと思います。
結局、お歳暮に正解はないんです。相手を理解して対応することで良いお歳暮になるんだと思いました。それには送らないで挨拶だけという選択肢も1つだと思います。伝統的な由緒正しき家との付き合いでは、お歳暮の内容自体を考える必要ありそうですね!
まとめ
お歳暮から感じた違和感をまとめました。それは価値観のズレ。相手の価値観を理解しない、形式的な贈り物ほど相手を嫌がらせてしまうようです。
こういうのって、間違うこともたくさんあると思うので、その都度修正していけば良いと思うんです。その過程がまたお互いの関係を深いものにしていくと思うんです。
双方を理解し合って、気持ちの良い人間関係を構築したいですね!
日本の伝統とは、お歳暮ではなく、相手を想うこと。