こんにちは。しんごです。
摩り下ろしたどろっどろのとろろを、ほかほかご飯にかけて、その上に海苔をかけていただくと、それはもうほっぺが落ちちゃうくらい美味しいですよね(笑)
先日、ふるさと納税で立派な山芋が届いたので、山芋とろろのことを調べてました。そしたら、1月3日は「 三日とろろ 」というお正月の風習があるらしいです。
「 三日とろろ 」とは?
この三日とろろとは、以下の2つの理由からお正月にとろろをいただく風習です。
- お正月の料理やお酒で疲れた胃腸を休ませるため
- 一年間、風邪をひかずに健康でいられるように願いを込めるため
初めて知りました。この風習、あまり知られていないですよね。地域がかなり限定であるらしく一部の地域だけの風習だそうです。東北もその一部に入るらしいのですが、東北出身の両親からは一度も教わったことはありませんでした。
山芋(とろろ) にそのような効果があるんですね。というか、そもそも山芋についてあまり知らないなぁと氣付きました。ちょっと興味出ますよね。
山芋(とろろ)にそんな効果が!?
山芋は擦ってとろろとして食べるだけだったので、ちょっと調べてみました。山芋くん、今までごめん!!
山芋の起源
山芋は縄文時代から食べられていたそうです。お米は弥生時代からなので、お米の歴史よりも古いんですね!! 歴史書にも山芋の記述があり、古くから人々と付き合いのあるものだったようです。あの「 平家物語 」にも山芋の記述があるようですよ。
山芋の栄養面
山いもの主成分は、カリウム、ビタミンC、ビタミンB1。
へぇー、ビタミンCも含まれてあったんですね。ちょっと意外でした。火を通さずに生で食べられるので、ビタミンCを最大限に摂取できて良さそうです!! そういえば、山芋って芋類の中で唯一、生で食べられる!! 栄養素を壊さずにそのまま身体に取り込めるのは最高です!!
そして、あのネバネバの正体はムチンという成分で、滋養強壮や疲労回復に効果があり、老化防止や美肌効果、胃を丈夫にする効果まであるようです。すごいっ!!
他にも、アミラーゼとジアスターゼという成分が豊富で、消化吸収能力を高めてくれます。山芋って、漢方にも使われているので、栄養価が高いという証拠でもありますね。
あの痒み対策は酢を使う!
山芋の皮を剥いたときに、手がかゆくなるときがあるらしいです。私はかゆくならないのですが。それはシュウ酸カルシウムの結晶が壊れて肌を刺激していることが原因だそうです。調べたら、シュウ酸カルシウムは酸に弱いとのことなので、酢やレモン汁などをかけてから調理するとかゆみはおさまるみたいですよ!!
山芋の保存方法
これです。実は知りたかった情報でした。山芋をたくさん擦ると余る時があるので、どう保存して良いのか、わからなかったんですよね。
無傷の山芋の場合、冬限定で新聞紙に包んで風通しのよい所や冷暗所におくことで長く保存が可能。切り口のある山芋の場合、切り口をラップで包み冷蔵庫で保存。切ったら1週間以内が目安だそうです。刻んだり、擦ったものは冷凍保存OKとのことでした!! 冷凍保存できるのは嬉しいですね!!
まとめ
ごはんでもそばでもかけて食べると美味しいとろろ。擦ったとろろは冷凍保存できるとは初めて知りました!! これで安心してとろろライフを過ごせます(笑) 山芋は栄養価も高いので疲れたときにも良いですね。
私は擦ったのも好きなのですが、千切りにした山芋をごはんにかけて食べるのも好きです。あのシャキシャキ感がたまりません!! ぜひ試してくださいね。
山芋を切る際は手が滑るので、包丁で切らないように氣をつけてくださいね!!