こんにちは。より良いビジネスを求めているしんごです。
10分1,000円の散髪屋さんQB HOUSEはご存知でしょうか?
安くて速いのが売りなのですが、どうしても流れ作業的な感じがあまり好きではありませんでした。安さだけでお店に行っていたような状態です。
しかし、今ではまた行きたい!! と思えるようになりました。
QB HOUSEはわたしに一体どんな魔法をかけたのでしょうか!?
カット前まではいつも通り。
「 こんにちは!! 」
店に入ると、いつもの明るい声で、わたしを迎えてくれました。
チケットを購入し、長椅子に座り順番を待ちます。
1人また1人と、カットを終えて店を出て行きます。それと同時に待ってる人の列が短くなっていきました。
わたしの順番が少しずつ近づいていきます。
「 お次の方どうぞー!! 」
いよいよ、わたしが呼ばれました。
今回、切ってもらうスタッフさんは、前回切ってもらったスタッフさんと同じでした。
QB HOUSEはカットしてもらうスタッフさんを指定することはできないので、順番で巡り会ったスタッフさんに切ってもらうシステムなのです。
わたしは前回も切ってもらった、と覚えていますが、これだけ多くの数のお客様を相手にしているので、スタッフさんはわたしのことは覚えていないだろう・・・。
わたしはそう思っていました。
購入したチケットと手荷物を渡し、椅子に座りました。
そして、白く大きなクロスをバサッと広げて、かけてくれました。
「 今日はどのような感じに切りますか? 」
きっと前回のこと、覚えていないだろうから、しっかり説明するか。
どのように切ってもらうかを写真でイメージを見せつつ、きちんと説明しました。
「 はい、わかりました!! 」
そして、カットが始まりました。
そして、この後。
わたしがまたQB HOUSEに行きたいと思った瞬間が訪れました。
覚えてた!!
スタッフさんがくしとハサミで髪を切り始めました。サイドを切り始めたときに、スタッフさんが長さの確認をしてくれました。
スタッフさん
「 前回はサイドの長さを氣持ち長めにしましたが、今回はどうしますか? 」
わたし
「 今回は短くしてください。」
スタッフさん
「 はい。わかりました。」
普通に受け答えしてしまったのですが。。。
え?前回??
前回の長さを覚えてくれてるの!?
すごいっ!!
カットしながら、さらに続きました。
スタッフさん
「 前回、ワックスがつけにくかったと思うので、切り方をアレンジしておきますね。」
「 前髪も少し長めに切りますね。」
わたし
「 はい、お願います!! 」
すごすぎる。
確かに、前回は髪をセットする際、切り立てのときはワックスが馴染まず、あまり上手にセットできなかったのです。
むしろ、自分でもそんなことを忘れていました。。。
そんなことまでも覚えてくれているなんて。
とてもたくさんの数のお客のカットをしているのに、わたし一個人の前回の情報を覚えているなんて、とても感動しました。
しかも、事前にカルテとか調べたりとかそんなこともないのに。
QB HOUSEの接客力の高さに、脱帽でした。
店を出る際、更に衝撃的でした。
他のお客様も覚えてた!!
切り終わり、片付けなどでもたもたしていて、まだ店内にいました。
わたしの後のお客さんの順になり、彼の髪が切り始まりました。
すると、その人の前回の様子、しかも前回いつ来たかさえも覚えていたんですよ!!
「 1か月で結構伸びましたねー!! 」
「 前回と同じような感じで良いですか? 」
これにはもう驚きとかそういうレベルではなく感動でした。
まとめ
QB HOUSEでの感動の出来事でした。これだけたくさんの数を相手しているにも関わらず、覚えていてくれるなんて、嬉しくなっちゃいますよ。
理屈とかなしに、また行きたいと素直に思いました。
このような接客の心って、業界や分野が違くても大切にしたいですし、学ぶところがあるなぁと、わたし自身、刺激を受けました。