『大山とうふまつり』神奈川県伊勢原市の豆腐をいただきました!!

イベント

美味しいお豆腐が食べたい。お豆腐のお祭りに行きたい!! そう思い調べて出会いました。

神奈川県伊勢原市の『大山とうふまつり』

美味しい湯豆腐が無料で配布していただけるとのこともあり、とても楽しみ♪

大山と書いて「おおやま」と読みます。ここ大山では山岳信仰の霊山として信仰されており、大山にある阿夫利神社は紀元前97年に創建されたと伝わっているそうです。

大山とうふまつりは3月の中旬の土日に開催。わたしは2018年3月17日(土)に行ってきました。歴史ある大山での豆腐のお祭り、さっそく行ってみましょう!!

バスで移動します!!

大山とうふまつりの会場へは、小田急線の伊勢原駅より、バスに乗っていく必要があります。9:00前に駅に到着。バス停に行くと、すでにバスを待つ人たちの列ができていました。

バスには乗れるので、行列が多少あっても大丈夫です。一番氣をつけたいのがバス時刻。これだけは間違えないようにしてくださいね。

参考までに、2018年3月時点での時刻表はこちらです。

実際に行かれる際は、最新のバス時刻をお調べになってから行ってくださいね!! この写真は時間間隔等の目安のご参考にしてください。

それではバスに乗り、会場に行きましょう!!

大きな仙人鍋がお出迎え

バス停から少し歩いて、会場に到着。会場は通常、登山観光客が使ってる大きめの駐車場です。少しだけわかりにくいかもしれませんが、近くまで行けばわかります。

会場に入ると、そこに待っていたのは、これです!!

大きな鍋!!

仙人鍋 という鍋だそうで、大人の男性が50人は入れそうな大きさでした。お湯を沸かしていて、湯豆腐の準備の真っ只中でした。

そして、横のテント下では、

鍋に入れる豆腐を下処理して準備中。地元のお祭りという感じが、なんだか温かさがあります。

ちなみに、3月中旬でかなり氣候は寒め。ダウンコートでちょうど良いくらいでしたので、寒さ対策はお忘れなく!!

そして、会場の周りには、屋台や地元の野菜なども販売。

ふきのとうも販売していて、思わず購入しちゃいました。美味しかったです。

と始まるまで会場内をふらふら歩いていましたが、大山とうふまつりのスケジュールはこのような感じになっています。

年や日によっても変わると思いますので、詳細は当日、確認してくださいね。この日、2018年の3月17日(土)は写真のスケジュールでした。

お楽しみの仙人鍋は10:30から♪

そうこうしているうちに、もう10:00になるので、会場の中央部に集まりましょう。

とうふまつりスタートです!!

神主さまが仙人鍋、大山の方へ向かってご祈祷。その場にいるみんなで黙祷も捧げました。その後、お祭りの主催者さんやゲストの方々のお祝いのお言葉。

最後に、仙人鍋にお豆腐と地元の野菜、大山菜も一緒に入れていきます。そして、いただける状態になったらすくいあげられます。

すくいあげられた豆腐と大山菜は一度、木の桶に入れられて、そのあと来場者へと配布していきます。

お祭りの主催者さんやゲストのみなさんも、来場者の方々に豆腐を振舞っていました。

いただいたお豆腐はこちらです。

酸味のあるポン酢風の出汁をかけていただきます。

仙人鍋で温められたお豆腐と大山菜を今年もこのような機会を無事に迎えられたことを皆で感謝しつつ、湯豆腐を舌鼓。

大山菜は苦味がなく、茎の部分は肉厚。お豆腐は絹豆腐のような食感で優しい口当たり。豆腐と大山菜の湯豆腐、美味しかったです♪

そして、11:30頃にはもうすっかり豆腐はなくなっていました(笑)

体もあったまり、今年も一年元氣に過ごせそうです♪

ありがとうございました。ごちそうさまでした。

と湯豆腐だけ食べて帰るにはまだ早いです!! 大山とうふまつりの楽しいところはこれだけではないのです!!

豆腐を自分で作ろう

この日は11:00から写真のような整理券を配布してくれてます。そして、11:30から自分で豆腐を作る、手作り豆腐体験ができるのです。

時間になったので、早速行ってみましょう!!

整理券をお渡しすると、温かな豆乳をいただきます。

それと一緒に赤穂のにがりをもらい、テーブルに移動しましょう。この豆乳ににがりを全部入れて、5〜6回ほどかき混ぜます。

その後、20〜30分放置です。この待ってる間に触らないことがポイントだそう。途中で触ってしまうと、うまく固まらないらしいです。

30分も待ってると、つい触りたくなる自分がいて、ムズムズしましたが、、、無事に30分経ちました。

美味しそうなお豆腐が出来上がりました!! お醤油などかけなくても、このままでも大豆の甘みで十分に美味しくいただけました。

豆乳ににがりを入れただけっちゃ、それだけですが、手作りって美味しく感じます♪

そして、最後にメインイベントです!!

椀子豆腐早喰い大会

椀子そばならぬ、椀子豆腐の早喰い大会です。こちら誰でも参加できるのですが、抽選券を事前に手に入れておく必要があります。

この日は11:00に整理券を配布。12:00から抽選会が開始でした。

大会は子供の部、女性の部、男性の部の全部で3部構成。

椀子豆腐早喰い大会の場所は会場の一番端のこのトラックの荷台部。こういう手作り感が素敵です。その場にいるだけでも楽しい大会。

抽選で選ばれしチャレンジャーのみが参加できます。

チャレンジャーはトラックの荷台に乗り、豆腐の早喰いのスタートです!!

こういうのは盛り上がりますね!! 応援したり、笑ったりと終始楽しい大会でした。ちなみに、わたしは抽選で外れてしまい、参加できませんでした。。。笑

まとめ

3月中旬に開催される『大山とうふまつり』についてのレポートでした。美味しいお豆腐に楽しい空間。とても良い時間を過ごすことができました。

豆腐に感謝しつつ、今日も美味しいお豆腐をいただこうと思います。

開催概要

第28回 2018年 大山とうふまつり

日時

2018年3月17日(土)、18日(日)

場所

大山観光案内所近く、市営第二駐車場

伊勢原市観光協会URL

http://www.isehara-kanko.com/publics/index/33/

最後に・・・

どうして、ここ大山で豆腐なのか?

そう思ったので、いただいた資料を要約しておきます。

紀元前97年に阿夫利神社が創建された社伝があるように、古くから大山は信仰の対象として崇められてきたそうです。源頼朝や足利尊氏、多くの武士の信仰の対象にもなるほど。

そして、江戸時代になると、江戸の街は135万人の大都市と変貌を遂げます。街から見える大山に人々は憧れ、大山に訪れる人が増えていきます。

宿泊者に、精進料理である豆腐が提供され、広まっていきました。

保存食としての豆腐、大山の水質の良さ、参拝者の増加、謝礼の大豆が増えたことなど、様々な理由が複合して、大山=豆腐という図式ができたそうです。

「大山とうふまつり実行委員会」資料より

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