年に一度開かれる〜パリ発、チョコレートの祭典〜 サロン・デュ・ショコラ。通称サロショ。中にはサロショコと呼ぶ方も。サロショとは一体どんな催しなのでしょうか?サロショ初心者だったとしても、これさえ読めば基礎知識はバッチリです。
パリで生まれた世界最大級のチョコレートの祭典
サロン・デュ・ショコラ (サロショ) は、1995年にパリで生まれた世界最大級のチョコレートの祭典です。パリでは毎年10月下旬に開催されていて、世界各国から有名なショコラティエやパティシエなど200名以上が集結します。他にもカカオ豆生産者やチョコレート機械製造者など、この催しに参加されています。また、会期中には9万5千人以上が来場。2019年の開催で25回目というかなり歴史のある、チョコレートの世界最大級の展示見本市でもあります。
また、パリのサロショでは、イベントスペースも複数あり、大きなステージ上では、ファッションショーや音楽演奏、コンクール、表彰式なども行われています。会期初日の前日の夜には、前夜祭も行われ活気に満ちあふれています。本拠地のパリ以外にも、リヨン、マルセイユ、ベルギー、ミラノのヨーロッパの主要都市に加え、アジアでは日本とソウルでも開催されています。
日本のサロン・デュ・ショコラ
日本のサロン・デュ・ショコラ (サロショ) は東京、札幌、仙台、名古屋(2021年まで)、京都、広島(2021年から)、福岡の主要都市で開催されています。
開催地 | 開催場所 |
東京 | 開催年で場所が異なります |
札幌 | 丸井今井札幌本店 |
仙台 | 仙台三越 |
京都 | ジェイアール京都伊勢丹 |
広島 | 広島三越 |
福岡 | 岩田屋本店 |
日本のサロショは三越伊勢丹グループで開催。東京は伊勢丹新宿店が主催者です。本場パリはイベント興行会社ですが、日本は百貨店が主催となっていることが大きな違いです。
サロン・デュ・ショコラ東京
サロン・デュ・ショコラ (サロショ) 東京は2003年からスタート。2023年で21回目の開催となりました。世界各国から約80以上のブランドが東京に集結しており、国内最大級のチョコレートの祭典として今は浸透しています。
サロショ東京は伊勢丹新宿店の物販催事だったのですが、2015年から外部施設を会場として、いよいよ百貨店の物販催事の領域から脱し、大きく新しい道に踏み出しました。2021年からは伊勢丹新宿店6階の催物会場に戻ってきました。
年 | 開催場所 |
〜2014年 | 伊勢丹新宿店 催事物場 |
2015年,2016年 | 新宿NSビル |
2017年 | 東京国際フォーラム (ホールE) |
2018〜2020年 | 新宿NSビル |
2021年〜 | 伊勢丹新宿店 催事物場 |
サロン・デュ・ショコラ 東京って何してるの?
メインは約80以上あるチョコレートブランドの展示販売です。会場内に各ブランドがブースを構えています。ブランドに依っては試食を多数用意してくれているところもあり、あなたの好みのショコラに出会えるチャンスです!!
ショコラティエやパティシエなどシェフの方々がブースに立っている場合もあり、作り手の方々と写真を撮ったりサインをもらったりもできます。
チョコレートの販売はお持ち帰りだけでなく、その場ですぐに食べられるテイクアウト商品も数多くあります。回を増す毎にパワーアップし、テイクアウトだけでも楽しめます。
ブースでの販売以外にも、イベントとして、デモンストレーションやトークショーが行われていた年もあり、シェフの方々のリアルな想いや実演を目の当たりにすることができます。こんな体験ができるのもサロショ東京ならでは。
サロショ東京に行ってチョコレートの世界を体験しに行ってくださいね!!