こんにちは。しんごです。
世の中では、組体操をやる/やらないという議論が上がり始めていますが、わたしは安全を保障した上でやろう派です。
組体操から学べることはこれ!
組体操って、人間の構造を頭で理解するのではなく体感で理解できる、とても良い機会だと考えます。
たとえば、サボテンっていう技がありますが、あれ、はたから見たら無理ですよね!?
でも、やってみるとできるんですよ。
しかも、やってるうちに余計な力も要らないことがわかりますし、どこでどうバランスをとれば良いかがわかります。
そして、できないと悔しいから何度も繰り返して、できるようにチャレンジをする。チャレンジ精神が育つのも良いポイントですね!!
初めは、子供達はやらされ感ですが、そのうちじわじわとやる氣が上がってきます。先生、子供達のモチベ管理がんばって!!
もっと素晴らしいと思うのが、この競技を通じて相手のことをとても考えますよね。
こうしたら相手は楽かな、とか。
組体操って、頭で理解ではなく身体で理解するとても良い機会なのではないかと思います。今は家庭でも思いやりに欠ける教育が多い傾向がありますから、余計にやった方が良いのではないかと思ってしまいます。。。
つまり、組体操には3つの利点があるのです。
- 身体の使い方やバランス感覚が鍛えられる。
- チャレンジ精神を育む。
- 身体を通じて、相手を思いやる氣持ちが育つ。
これらって教育現場で学ぶことって意外と機会少ないように思います。わたしも小学校のとき組体操しましたが、やってよかったと思っています。
身体の構造が体感で理解できたのと、相手のために自分はどうあるべきかを学べましたから。
では、なぜ組体操は危ないと言われるのでしょうか。
本当に危ないのか!?
そもそも、組体操って本当に危ないんでしょうか。
危ないと言われているのは、いわゆるピラミッドという技。これが高いから落ちるとか、最後に崩れるんですがそのときが危ないとか。
わたしに言わせると、それなら高くしすぎなければ良いのに、崩れなければ良いのに、と思っちゃいます。
以前、テレビで見たことがあるんですが、日本一高いピラミッドを作ってギネスに載せようという企画。
高さを出すには人も必要ですし、構造もしっかりしていないといけません。
なので、緻密に構造を考えていて、一番下の段の人はどうしたら体力残せるか、中段はどうバランスをとるかなど、物理学や人間構造などあらゆる面で計算して作っていました。
実際に、作るときは、体力のある人は土台に、普通の人は真ん中、軽い人は上段ということも大事なポイントでした。
しかし、一番大事なポイントはこれでした。
「 ギネスに乗るピラミッドをみんなで作ろう!! 」という強い意志とリーダーシップを取る人物の存在。
わたしの小学校のころは、かなり熱い先生がいてリーダーシップを取っていましたし、普段は悪ふざけとかしていてる子でも、ピラミッドやろうぜ!! と言って、みんなで作る意識を持っていました。
もちろん、怪我もなく大成功しています。
小さい怪我はたくさんありますよ。でも、その小さい怪我で修正を行っているので大きな怪我がないんです。
成功への工程と同じですよね。
ただ、このポイントを押さえていても怪我は100%回避は無理な話です。何かにチャレンジする以上はそのリスクもあります。
なので、教育現場には、できる限りのリスク管理は必要だと思います。
恐怖を避けてチャレンジすることをやめたら、一体何をしていくんでしょうか。
まとめ
何かにチャレンジしろ!! という反面、失敗すると叩かれる世の中。それならチャレンジしない。組体操はそんな世の中の構図の一つであると感じました。
健康と心を育む教育現場がだんだん萎縮している現状がとても悲しくなりました。
組体操を当たり前のようにやる風潮も良くないなぁと思いました。なぜ、組体操をやるのか、事前にしっかりと子供達に伝えることも大切ですね。
わたしのときは、説明もなしに無条件で組体操してました。純粋というか考えてないというか(笑)
組体操をして身体の使い方がわかると、お父さんたちは子供との遊びも広がりますよ、たぶん(笑)