こんにちわ。学生時代に優先席で嫌な思い出があるしんごです。
バスや電車にある優先席。学生時代のわたしは優先席は人を幸せにする席だと思っていました。この席への印象が一氣に悪くなりました。ある出来事が起こってから。。。
良かったら、こちらどうぞ。
高校3年生のわたしは受験勉強の真っ最中。高校の授業も熱が入り1日中集中モードでした。
ある冬の夕方。あたりはもう暗くなり始めていました。
授業が終わり下校。
普段、スクールバスで駅と学校間を登下校していたのですが、この日は時間の合う、ちょうどスクールバスがなかったので、路線バスで帰りました。
学校の勉強でクタクタ、ヘトヘトだったわたしは、バスに乗ると1箇所だけ空いている席がありました。その席は優先席でした。初めは座ろうか悩んだのですが、必要な人が来たら譲れば良いかと思い座ることにしました。
普段は優先席は座らないのですが、座ることを選択するほど疲れていました。
バスは駅に向かって進んでいきます。バス停に止まる度に人がたくさん乗ってきて、あっという間にバスは混雑状態になりました。
わたし「 (座っておいてよかった。。。)」
あるバス停で、ひとりの女性が乗車しました。その女性は混雑している車内の人をかき分けて、わたしの目の間に立ちました。
わたしはその女性に氣付き、目を向けると頭は白髪、腰は少し曲がっていました。そして、この混雑した中をわざわざここまで来るのだから、と思い、
わたし「 良かったら、こちらどうぞ。」
その女性に声をかけました。しかし、その女性はわたしの方をじっと見たまま。しばらくの間、沈黙が続きました。しかし、実際はそんなに長くはなく、おそらく一瞬の沈黙でした。このあとの女性の一言が、わたしにはこの沈黙を長く感じさせたんだと思います。
女性「 そんな歳じゃない!! 失礼しちゃうわね!! 」
わたし「 え・・・!? 」
氣まずい車内。
見事に怒られました。まぁまぁ大きな声で。学生のわたしは初め、まったく理解できませんでした。どうしたらも良くわからなかったので、下車するまでそのまま座り続けました。
周りにも聞こえていたので、周りの人たちも何もなかったかのようにしていました。その女性は、そのまま、わたしの横にずっと立っており、渋い表情でときどきわたしの方を見ているようでした。下車するまで、こんな氣まずい感じでバスはゆっくりと進みました。
降りるバス停に着くまでの時間がこんなにも長く感じたこともありませんでした。
優先席ってなに?
こんな出来事があってから、わたしの中には優先席に対して疑問がうまれ、それから優先席に対する印象がかなり悪くなりました。学生のときはただこの出来事に、その女性にイライラしただけで終わっていたのですが、この記事を書きながら優先席について考えました。
そして、思いました。
優先席を設けること自体が良くないのではないかと。
その女性に限った事ではないのですが、「 優先席 = 歳をとった人が座る席 」というイメージがあり、このイメージそのものがその女性を傷つけてしまったんだと思いました。
もしかしたら、当時のわたしの見る目がなかっただけかもしれませんが。。。(笑)
優先席って親切なようで親切ではないのかも。。。
今では普通の席に座っていても必要な方を見つけたら席を譲るようにしています。身体が不自由な方や年配の方、妊婦さんなど、普通の席でも席を譲るように、みんなが習慣をつけていれば、そもそも優先席など不必要なのではないでしょうか。
優先席という席自体がなくなったとき、本当に親切な世界ができているときなんだろうと思います。
まとめ
優先席って親切心から作られた席なのかもしれませんが、人によっては良いイメージを持っていない場合も。せっかくあるのだから、みんなが氣持ち良く使いたいですよね。
優先席のあり方を今一度見直しても良いのかもしれません。
あと、年配の方に席を譲る際はお氣をつけてくださいね!!笑