こんにちは。しんごです。
SEなのですが、営業と勘違いされることが多く、
コミュニケーション能力が高く評価されることもあり、
社内では先輩や後輩、社外では就活生や友人など、様々な方から相談を受ける機会が多いです。
コーチングやNLPなども勉強しております。
※NLP・・・神経言語プログラミングの略で、言語や非言語に対する脳科学のことです。
相談に乗ってたら、相手が不機嫌になったり、いきなり怒り始めて「もういい!」ってなったり、ありませんか?
わたしも過去はよくありました。。。
今は相談を受ける際、わたし、何もしてません。
(相談者が要求した際は、アクションしています。)
相手の話を「聴く」。本当にこれだけで相談は解決してしまいます!
聴く事で解決とは?
相談者が求めているのは、アドバイスではなく、「聴いて欲しい」ということなんです。
アドバイスを求めてくる場合は、たいてい、何かアドバイスがほしいと先に言ってきます。
相談者の口から、以下のキーワードが出てこない場合、相談者は「聴いてほしい」と思っています。
- アドバイス(助言)
- どうしたらいい?
- 教えて!
相談に対してアドバイスをしたら、逆に「もういい!」ってなることありますよね?
そのときはまさに聞いて欲しかったのです。
「アドバイスすることは良いこと」という罠。
相談にはアドバイスして解決するもんでしょ!と思いますよね。
しかも、相談してくるってことは頼ってくれてるってことですから、解決しようとなりやすいです。
しかも、好意のある相手であれば、チャンス到来!!
これを解決すれば一気に距離が近づける!
それはもう張り切って「的確なアドバイスで解決してあげよう!」ってなりますよね(笑)
実は、相談において「アドバイスして解決するに導くことは良いこと」という考え方はNGだったりします。
アドバイスしたがる。これ、男性が特に多いんですよね。
でも、仕方ないんですよ。
解決したいのはDNAのしわざ
大昔、男性は狩りをして、獲物を捕まえ食料を調達していました。
問題があると獲物を捕まえられないばかりか、最悪、死ぬかもしれません。
そうしたら、獲物を捕まえられない問題は解決が必須です。
そのようなDNAを男性は持ってるので、問題があると解決したくなるのです。
それに対して、女性は情報共有が得意なDNAがあります。
情報を共有しないと、あそこに生えているのは毒キノコだ!とかこの木の実は安全などわかりません。
正確に早く情報伝達する必要があります。
どちらにしても、生きていくために問題を解決、解決策を共有ということが不可欠だったのです。
そのためにアドバイスをして解決に導くのです。
どうしてアドバイスをしたがってしまうのかは、こんなところからも説明ができますね。
興味ないのもDNAのしわざ?
相談を受けたものの、興味がまったくない場合もあります。
人は相手に興味がなければ、相談を受けても耳に入らないということもあります。
勝手にしてね〜的な態度で接すること、ありますか?笑
相談者はこのような態度を取られると、もっと落ち込みダークサイドに。。。
相談される人にとって生命の危機がなければ、関係ないですからね。
まったく興味が出ないのも仕方ないのですが。。。
そのときは上手に断りましょう。その方が相手のためです。
聴くためにすること
「聴く」事が大事なことはわかりました。
では、それをするにはどうしたらいいの?ですよね。
「聴」という漢字には、耳と目と心があり、心で聴くことを意味します。
また、「聴」という漢字は、「徳をもって耳を傾ける」という意味もあるようです。
相談に乗るときは、相手のココロ、気持ちに寄り添って話を聴く。
これだけで相談者は安心するのです。
具体的にどうするかというと、
「そうなんだね。」「◯◯なんだね。」と同調しましょう。
ポイントは、本当に聴こうと思うことです。
思わないのであれば、やはり相談に乗るべきではないので断りましょう。
まとめ
悩みの相談を受けた時にどうすると良いかについてまとめました。
まずは相談に乗る気があるかないかです。ないなら断るべきです。
乗った場合、本当に何もしなくていいんです。
ただ、聴いてるだけでいいんですよ。
そうすることで、相談者は自然と自己解決に近づいていきます。
相談者の笑顔のために、「聴くこと」をしましょう!