こんにちわ。人間関係アドバイザーのシンゴ(@shim5o)です。
大学時代、私は学部首席で卒業しました。大学生の授業出席に関して、興味深い記事を見ました。大学は一体どこに向かっているのか。ただ、今の不安定な社会だからこそ、お子さんの将来を考えてしまうものです。大学へしっかり行っているのかなど、お子さんのことは心配になりますよね。でも、お子さんのことをもっと信じてあげてほしいです!!
学校に行くのは良いこと?
記事中においてはこのようなことが書かれています。
保護者向けのサービスを充実させる大学が増えている。
子供の出席状況をスマホで確認できるようにしたり、キャンパス周辺の名所を巡るツアーを企画したり。我が子の学校生活をもっと知りたいとの声が多く、大学側は「 要望に応えることで信頼関係が生まれ、協力して学生を支えられる 」としている。
引用 「もっと知りたい」…大学の出席状況、親が確認(読売新聞web)
うーんっ。こんな状況を作らなくても大丈夫だと思いますけどね。
これじゃあ、お子さんも伸び伸びと生活や勉強もできはしないでしょう。大学側も理解してほしいものです。大学も経営が関わっていますから、利益を考えるとそうなってしまうのでしょうか。
私が思うポイントは、学校に行くことが本当に良いことなのだろうか、ということです。
大学の授業は、研究したくて大学にいる教授が行うんです。
教えたくているんじゃないんです。研究したいから教えることで研究できる環境を大学からもらってるんです。もちろん、ちゃんと教えたいって思っている教授も中にはいるので、全員がそうだとは言えませんが、そのような教授が教える授業が果たして、本当に大学生のためになるのか。
私は一応、全ての授業に出ていましたが、半分くらいは出る必要がなかったと感じます。
大学の成績は出席で決まらない
中学校や高校では出席は重要な項目でした。しかし、大学では、出席はまったくと言っていいほど重要ではないんです。
大学の次の目標は大体が就職になると思いますが、その就職のためには、大学を卒業することが大事なんです。
大学を卒業するにはテストで落第点を取らなければ良いのです。大学の成績はテストの比重から比べれば、出席は大したことないんです。悲しいことに。。。
私の大学時代、出席をしてなくても卒業した人がゴロゴロいます。
それでは、大学のテストで合格するにはどうしたら良いか。たったの1つです。
それは、過去問をやることです。教授も研究に力入れたいですから、毎年新しい問題なんて作ってられないんですよ、実は。。。現役時代、過去問を5年分以上やっていましたし、院生として、テスト試験員も経験してるので、その辺りはよくわかります。
問題の5〜8割は過去のテスト問題の類似問題です。
つまり、「 過去問を制するものは大学を制す!! 」です。
さらに、過去問の問題をゲットできたら、あとは頭の良い友人に解いてもらう。解けたらお礼として別の過去問をプレゼントする。すごくwin-winじゃないですか?笑
私は解く側で、過去問をかき集めていました。回答を作りそれを交渉材料に新しい過去問を集めたりしてました。
今から、お子さんに聞くのは「 今日も大学の授業行ったの? 」ではなくて、これを聞いてあげてください。
「 過去問は手に入れた? 」
出席を心配する前に、本人の考えを聞こう。
保護者懇談会で体験した母親(52)は「私が家を出る時はまだ寝ていて、大学に行っているか心配。出席状況が分かるのは助かる」と評価する。学生側も「うるさく尋ねられるより、勝手に見てくれる方がいい」と話す。同大学広報部は「長期欠席などの情報を共有し、連携して対応できる」とメリットを挙げる。
引用 「もっと知りたい」…大学の出席状況、親が確認(読売新聞web)
大学って牢獄じゃないですよね?笑
そう思われても仕方ない状況のように感じちゃいます。。。こんな状況じゃ勉強もする氣にならないし、そもそも何もやる氣にならないですよね。
出席しているかどうかを確認する前に、このようなことを聞いてみてはどうですかね。
- 今どういうことに夢中なのか。
- 将来何かしたいことはあるか。
- 大学は楽しいか。
お子さんとのコミュニケーションを大切にしたいですね。
お子さんが何を考えて大学生活を送っているかわかりますか?出欠を氣にする前に、まずは本人の考えを聞いても良いのではないでしょうか。
まとめ
氣をつけていただきたいのは、授業に出るなと薦めているわけではありません。
監視をする前に、お子さんとのコミュニケーションを見直すことが大事ではないでしょうか、ということです。
もう大学生ですから、放っておいてもそれなりに成長します。お子さんが何をしたいのかをしっかりと話すことでいろいろな不安が解消されていくと思います。ただ監視されている状況下では、ストレスがかかり伸びるものも伸びません。
お子さんが必要だと考えれば、自然と授業には出ます。お子さんを信じてあげてほしいです。
就職面でいうと、大学生時代に何をしたかが問われます。
そのときに胸張ってこれやりました!! と言えるものがあれば十分ですから。出席だけでは就職は意味がないんです。(私、会社の人事業務にも関わっているので。)
お子さんの将来を不安にさせているのは、出席数でなく、親子の信頼なのかもしれません。