こんにちは。しんごです。
今朝、通勤する山手線の電車内で、すごく素敵なおじさん、いや紳士に出会いました。まだ東京も捨てたもんじゃない!!
とても感動したので、そのお話をお伝えします。
いつもと変わらぬ車内の光景
電車の車内は、いつもと変わらぬ光景でした。椅子はサラリーマンやOL、学生で埋まっており、数人が立ってる状況。私はスマホで、他の人のブログをチェックしていました。
ある駅を出発し、少しすると座っていたおじさんがヒョロっと立ち上がりました。立ち上がったと同時に、カバンを椅子に置いて歩き出します。
私「(ん?車内の広告の案内でも見に立ったのかな?)」
車内でちょっと用があって立ち上がる時、自分の席を確保しておくためにカバンを置いておく人がいるので、その類かなと思いました。
足を投げ出す男子高校生を注意
おじさんは正面の椅子に向かって歩き、男子高校生の前に行きました。私は息子さんかな?話に行ったのかな、と思って見ていました。
おじさん「 足ひっこめろ!! 」
おぉ!息子さんか他人かわからないけど、注意しててすごい!と見ていました。まだ、東京にもこういう方がいたんだ!と思いました。
しかし、このあともっとすごいことが起こったのです。
自分の席にかばんを置いた理由は人助け
注意した高校生は息子さんじゃなかった!それはそのあとの行動でわかりました。ここから、私の中で、このおじさんは紳士となるので、そう呼び直します!!笑
この紳士は高校生を注意したのち、高校生の前に立っていた男性の両手をつかみました。
私「(どういうこと!? )」
紳士はその男性の両手を支えながら、カバンで確保してた自分の席に誘導したのです。そして、その席に座らせていました。
立ってた男性、実は足が悪い方だったんです。
紳士はその男性を座らせるために、席を確保し、誘導経路にある高校生の足を注意し、手をとって誘導したのです。
座らせた後は颯爽と何もなかったかのように、電車を降りていきました。
かっこいい!!!!!
その後、高校生は降りるまで足をしっかりとしまって座っていました。
まとめ
さりげない、かっこいい紳士のお話でした。朝から素晴らしい光景を目にし、自分の行動を見直すきっかけにもなりました。
周りの目を氣にすることなく行動できる紳士の勇氣に、私も勇氣をもらいました。
アイのあるお話でした。