紀元祭ってどんな祭り?建国記念の日は紀元祭でお祝いしよう!

文化と風習

こんにちは。しんごです。

2月11日は建国記念の日です。日本が誕生した日をお祝いしましょうという日です。つまり日本の誕生日ですね!!

神社によっては、紀元祭というお祭りが行われています。さて、どのようなお祭りなのでしょうか。

紀元とは?

日本の誕生日。

紀元という言葉は、建国最初の年という意味です。

日本が建国したのは、神武天皇(じんむてんのう)が即位された年の事を指しています。←テストに出ないけど、覚えてね!!

即位されたのが、西暦+660年前です。

そうなんです。西暦の起点はキリスト誕生日ですから、日本の建国はそれよりも早かったということです。

実は、実際のキリストの誕生日はもう数年早かったらしいですが。。。

日本の建国は西暦+660年ですから、世界一長く続いている国なんです!! 

紀元祭はパーティー。

その日本の建国をお祝いしましょう!! というのが紀元祭であり、日本の誕生パーティーのことなんです!!

自分自身や家族、友人のお祝いをするように、日本の誕生日もお祝いしましょう!! 紀元祭に参加せずとも、日本おめでとう!! と神社にお参りしたいですね。

ちなみに、紀元祭は硬い表現でいうとこういう事になります。

神武天皇による日本建国を偲び、我が日本の永遠の繁栄と日本を初めとする世界の恒久平和を祈る祭典。

うーん。硬い。。。

日本の誕生パーティーと覚えておいて下さい(笑)

紀元祭の内容は厳か。

お祭りというより儀式。

では、どのような誕生パーティーなのかというと。。。

祭りというよりは儀式です(笑)

写真は奈良県の大神神社の拝殿内です。

参加するまでは知らなかったのですが、祭りとは言うものの、浴衣を来て屋台があってというような祭りではありませんでした。

神様に向かって厳かに執り行われる儀式です。

紀元祭自体はお祭り氣分だと楽しくないかもしれません(笑)

儀式の内容。

儀式の内容は神社どこも基本同じプログラムになっていますが、神社によって規模が全く違います。

基本プログラムはこんな感じです。

  1. 宮司さんによる祝詞
  2. 神職さん方のお供え物配膳
  3. 巫女さんによる神楽
  4. 宮司さんとともに参拝
  5. 宮司さんのありがたいお言葉

奈良県にある、大神神社(おおみわじんじゃ)と橿原神宮(かしはらじんぐう)の紀元祭に参加したことがありますが、大神神社は30分程度、橿原神宮は1時間半くらいかかりました。

橿原神宮は国歌斉唱や天皇陛下からの奉納、特別な方々?の参拝があり、上記プログラム以外にもプログラムがありました。

神社本殿の外ではイベントも。

紀元祭のとき、神社本殿の外でイベントが行われる事もあります。

空手、剣道、蹴鞠(けまり)、ブラスバンド、神輿などの奉納を行っている神社もあります。奉納とは、神仏を楽しませるために芸能や競技を演ずることです。

参拝者も楽しめるイベントです!!

京都の上加茂神社では、珍しい蹴鞠をやっていて、これはなかなか面白そうです!! 参加できないのがつらいところですが。。。

また、東京の明治神宮では、大学のブラスバンド演奏が有名です。毎年、楽しい音色を楽しませてくれています!!

まとめ

紀元祭で日本の誕生日をお祝いしましょう!!

日本がここまで続いているのもご先祖の方々のおかげであり、今を生きるわたしたちでもあります。自分の誕生日と同じ位大切にして良い日でもあると思います。

行ける方はぜひ、紀元祭に行ってみてください。おすすめなのは大神神社(おおみわじんじゃ)です。心が洗われると同時に何かエネルギーが湧いてきます!!

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