自慢はなぜするのか? 動機を探るとコミュニケーションの本質が見える。

コラム

こんにちは。しんごです。

飲み会とか職場とかで、よく聞かされているかもしれません、自慢。上司や先輩などから聞かされる自慢話ってキツイですよね。ただ、この自慢って、そもそもどういうときに起こるんでしょ?

自慢は認めて欲しいときにしている。

どういうときに、自慢は発生するのか。の2つの条件が揃ったときに発動します。

  • 自分が人より優れていることを知って欲しいとき。
  • 相手がそのことを知らないとき。

1つ目があれば十分ですが、2つ目が起こることで1つ目が発動することもあります。なので、この2つが「 自慢 」を発生させる要因ということになりますね。

自慢の「 慢 」はおごる(誇る)、怠ける、緩む、という意味があります。

自慢とは漢字からもわかるように、自分をおごるのと同時に、自分の緩みでもあるんでしょうね。

聞き手次第なところもある!?

実は、自慢話って聞き手に依存することもあるんですかね。

想像してみました。例えば、自慢話をしているのがスティーブ・ジョブスさんだった場合、それは自慢話に聞こえないんじゃないでしょうか。

ちょっとした人生哲学を聞いているような感じになります。

いや、今、書いてて氣付きました。

やはり発信する側ですね。スティーブ・ジョブスさんの場合は自慢話ではなく、人生観が完全にメッセージになっています。

だから、ご自身の経験を話す時は自慢話ではなく、心を打つ話になるんですね。

本当の人生を生きてる人は自慢しない。

スティーブ・ジョブスさんのように、人生を一生懸命生きている方は自慢しませんね。ご自身の人生の話をされるときは、メッセージとして相手に伝えていますから。

そもそも、自分の凄さを発信しなくても、周りがすでにその凄さに氣付いていますし、そもそもご自身のことを凄いとは思っていないように感じます。

凄いという感覚ではなく、強みとして認識をしているように思いました。

自然体として、強みを活かしているので自分自身は普通なのだけれど、周りからは凄いと賞賛される。そしてその人生観の話は、自慢ではなく、メッセージとして伝えられるんだろうと思います。

メッセージって、「 相手のために。」が基本です。

だんだん、自慢話ってちっぽけなものに見えてきた。。。笑

まとめ

自慢はなぜ生まれるのか。それは相手に自分を認めて欲しい願望から出ているようです。

もし、上司から自慢話を聞かされたら、初回は「 すごーい!! 」、二回目は「 やっぱりすごーい!! 」、三回目は「 過去はすごいですね!! 」と回答しましょう。

自然と自慢話はなくなると思います(笑)

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