週末ランナーのしんごです。道を走っているとき、ふと氣付いてしまいました。
それは、駐車場や倉庫が増えていること。
ここ、この前まで畑じゃなかったっけ?とか空き地じゃなかったっけ?みたいな場所が駐車場やら倉庫やらに生まれ変わっています。しかもたくさん。
なぜなんでしょう?
安定した収益が得られる?
そこで、コインパーキングで有名な会社や倉庫会社の仕組みを調べました。土地保有者(オーナー)さんにとって、美味しい(?)収入が得られそうな仕組みでした。更地を持っているオーナーさんであれば駐車場経営で収入を、と考える人が多いのかもしれません。
コインパーキングで有名なTimesの場合、オーナーさんに入る車1台あたりの収益は、月極駐車場より高いらしいです。コインパーキングの仕組みは、簡単に説明すると以下の通りです。
- オーナーさんはTimesに土地を貸す。
- Timesが工事、全運営をする。
- Timesがオーナーさんに土地を借りてる契約金を払う。
こういう仕組みのうえで成り立っているので、車が仮に全く止まらなくても、Timesからは安定して支払いが行われることになっているそうです。
なるほど、オーナーさんからすると良い収入源になりそうです。固定資産税はオーナーさん持ちになるので支出とのバランスが大事ですね。
ちなみに、Timesが設備設置などにかかった費用を取り戻すのに約2年かかるらしいです。なので、「 やっぱりマンションにしたい!! 」とオーナーさんが思っても、2年以内に契約をやめるとTimesに解約金を支払う必要もあります。
Timesなどの借りる側もビジネスですから、ちゃんと駐車場として意味ある場所かなどの調査もしっかり行った上での契約しています。
また、詳細は割愛しますが、倉庫も同じような運用になっているところが多かったです。
土地を持っている人は、お金のことも考える必要ありますから、仕方のないことなのかもしれませんが、駐車場や倉庫に変わっていく風景に少し感情が動くことも。。。
なんか寂しい。
昨日まで駐車場だったのに。
空を遮らず、氣持ち良かったのに。
ある日、氣付いたらこうなっていました。
初めて設置現場を見たのですが、これ、1日でできてしまうんですね(笑)
看板の取り付けだけは後からやっていました。大型トラックでボックスが1つ1つ運ばれ、トラックが到着してはクレーンで釣られて重ねられて、また次のトラックが来てを繰り返していました。
先月まで畑。
青々とした大根が育っていたはず。
久々に通るとこうなっていました。
ある交差点の穏やかな畑風景はどこへやら。。。大根を育てていた、あの腰の曲がったおじいちゃんは今は何してるのかなぁ。。。
ついこの間まで、昔ながらの日本家屋。
取り壊し始めていたので、立て直すのかなと思っていました。
しかし、できたのはこれ。
まさかの駐車場!! その趣きのある家や庭の姿はどこにもありません。
このように変わりゆく風景に、とても寂しい氣持ちになってしまいました。それが良いか悪いかではなく、氣持ちがそうなりました。
しかし、この風景もまた見慣れていくんだろうなぁと思います。
まとめ
駐車場や倉庫が増えてきている理由について分析しました。空いている土地、稼げない土地を変えることで収益を上げるには良い手段なのかもしれません。
しかし、その町の雰囲氣を作っているものや場所がなくなってしまうのもまた寂しいことでもあるなぁと感じました。