こんにちは。なぜを追求しその本質を知ることにのめり込むしんごです。
うるう年とは、2月に29日がある年のことを言います。
- うるう年は、なぜあるのか?
- うるう年は、どうして2月なのか?
好奇心が湧いてきます!!笑
これはワクワクする調べものですね!! 全て解決します!!
うるう年が必要な理由。
1年は365日ではない!
1年は365日と定義されていますが、実際、1年は太陽の周りを地球が一周する時間を意味しています。しかし、実際は365.24日あります。1年に0.24日分多いことになります。
これ、4年経つと、約1日になります!!
計算するとこうなんです。
0.24×4 = 0.96日
なので、4年に一度、1日増やそうということで、その年をうるう年となることになりました。
うるう年の定義
うるう年の定義はこうなっています。
- 4で割り切れる年
- 100 で割り切れる年は対象外
- 100 で割り切れても400で割り切れたらうるう年
2016年はうるう年ですが、2100年はうるう年ではないんですね。そして、2400年はうるう年ということになります。
ではなぜ100とか400が出てくるのかですよね。
4年で1日分増やし続けると・・・
初めの計算で、4年に0.96日多くなるということを説明しました。
ただ、正しくいうと、4年で1日増やすと、0.04日足りないですよね?
つまり、真面目に4年に1度、うるう年してると、1年で0.01日足りないことになります。
なんてこった。。。
しかし!! 実は、その足りない分って、100年でちょうど1日分になるんです!!
なので、うるう年の定義で100で割り切れる年は対象外としているわけです。
400で割るときは、なぜうるう年?
最後にこの疑問が残ります。
説明をわかりやすくするために、1年は365.24日としましたが、実際は、365.2422・・・と端数があるんです。
詳細は書きませんが、その端数も考慮に入れると、100で割り切れる年だとしても、400年経つと、1日多くしないと割が合わなくなるわけです。
これでうるう年ウンチクについては完璧ですね!!笑
どうして2月なのか。
1年の始まりは3月だった!
その昔、紀元前に採用されていた暦に、ローマ暦というものがあります。ちなみに、紀元前とは、簡単にいうとイエス・キリストが生まれる前の時間を紀元前と言います。
このローマ暦では、1年の始まりは3月からだったのです!!
つまり、2月が1年の終わり。
うるう年を設定するとき、この流れから、1年の終わりに微調整しよう!! ということで、2月がうるう年の月として採用されることになりました。
3月が1年の始まりだった証拠。
証拠とは、3月の英語表現にあります。
英語では、March(マーチ) と言います。
ローマ暦を採用していた古代ローマ時代、ヨーロッパでは戦争が頻発していました。そこで、1年の始まりに、古代ローマの軍神を祀って、戦いの勝利を祈願していたそうです。
その軍神の名は、Mars(マルス) 。
このMarsが、Marchの由来です。このことからも、1年の始まりは3月だったことがわかります。
ちなみに、1月が1年の始まりなったのは、紀元前48年。古代ローマの権力者 カエサルが決まりを作りました。
まとめ
うるう年はなぜあるのか、なぜ2月なのかをまとめました。
好奇心は満たされましたか?
わたしはまだ満たされていません(笑) 今回、調べてさらに知りたくなってしまいました。日、月、年の定義です。なぜ1か月30日なのでしょう。好奇心は広がるばかりです。
暦は人が決めたものですが、この暦の概念を初めに考えた人はすごいですね。ですが、暦がなかったら、年をとらずに済んだかもしれませんね(←んなわけない!!笑)